FICO® Origination Managerアプリを、半分の時間で再開発
OutSystems Platformを導入してから開発にかかる時間が75%減少し、3倍の速さでマーケットに出せるようになりました。このプラットフォームには大変満足しています。
課題
FICOは予測分析のソフトウェア開発を主導する企業です。
FICOの提供するソフトウェアは、企業がより高度な成長と利益率、顧客満足度を得るための円滑な意思決定を支えており、現在90カ国以上の企業に利用されています。
FICOが提供するビッグデータの画期的な使用方法と、数学的なアルゴリズムを用いた顧客行動の分析・予測はすべての業界を変えるほどの影響力を持っています。
しかし、FICOの顧客はそれぞれのシステムとプロセスを有しており、FICO® Origination Managerには高度なカスタマイズ性と既存のインフラとの連携が求められました。
典型的なカスタマイズにはUI、ワークフロー、レポート、データモデル、ビジネスロジックという6点が含まれますが、高いカスタマイズ性とインフラ連携の課題は、各顧客サイトでの実装という点で、大きな障壁となっていました。
また、マーケットの急激な変化とオンラインから常に送られてくるデータソースの膨大な量から、FICOは、顧客がもっと柔軟なFICO® Origination Managerを必要としており、それによってかかるコストと手間を減らすことが不可欠だと判断しました。
その目的達成のため、FICO® Origination Manager開発チームは、柔軟性の高いフラットフォームを顧客に提供し、かつ開発チームの労力とコストを削減するという大きなゴールを設定しました。
OutSystems Platformを選んだ理由
はじめ、ITチームはFICO® Origination Managerをスクラッチで開発しようとしていましたが、数ヶ月ごとのデリバリでは、ゴールを見失う可能性がありました。そこで、適切なプラットフォームとして、OutSystems Platformが選ばれています。
ソリューション: FICO® Origination Manager
FICOの開発チームは、すぐにOutSystemsの高い生産性を取り入れた、FICO® Decision Management Platformに開発ツールを切り替え、計画に取り掛かりました。
貸し手にとっては、貸付のためのソリューションが端末間で利用できるため、アプリケーションの処理を加速するだけでなく、リスクも減らすことができ、結果として顧客満足度が全体的に向上しました。
ソリューションの機能
成果
FICOについて
FICOは、米国カリフォルニアを拠点とするソフトウェア企業で、1956年に設立されました。FICOの発表する「FICOスコア」は、米国における消費者金融業界では、消費者の信用リスクを測る基準となっています。